厄除けのお花「檜扇」は祇園祭に欠かせない

祇園祭ももう後祭の時期になりました!
もう、7月も10日ほどになりましたね。

弊社のある鯉山町の町内の方から、厄除けのお花、「檜扇」を頂きました。
檜扇は、扇を開いたような葉の開き方をしているのが特徴で、その姿から檜扇と名前が付けられました。

檜扇は平安時代の書物『古語拾遺』の中で、大地主神が厄除けとして用いたことから、
退魔の力があると考えられ、いつの頃からか、疫病退散の祇園祭と結びつき
京都では祇園祭りの”祭花”として欠かせない花になっています。
また、期間中には鉾町周辺のお家で「檜扇」を飾る文化が今も残されています。

疫病退散の願いを込めて、早くコロナが収束することを願うばかりです。